眠れない夜が続いた朝に…
眠れない夜が続くと、朝が来ること自体がつらく感じることがありますよね。
「今日もなんとか頑張らなきゃ」って気を張って動いてもうまく動けないし、からだと一緒に心もクタクタ…。
そんな辛い朝とはさよならしたい!
今日はぐっすり眠るための朝の習慣をご紹介します。
快眠の準備は、朝から始まっている
「ぐっすり眠るために大切なのは夜のリラックス」…
そう思いがちですが、実はその準備は朝から始まっています。
特に大切なのは
🍽️ 朝ごはんでトリプトファンとビタミンB6をしっかり摂ること。
☀️ 朝の光を浴びること
この2つが、眠りに導く“スイッチ”になってくれるんです。
トリプトファンとビタミンB6が必要な理由
朝食でとったトリプトファンというアミノ酸は、光の刺激を受けてセロトニンに変わります。
このセロトニンは、夜になるとメラトニンという睡眠ホルモンへと変化し、私たちを自然な眠りへと導いてくれます。
🌿 トリプトファン(+ビタミンB6) → セロトニン → 夜にメラトニン → 快眠!
強い味方、炭水化物も忘れずに
ここで忘れてはいけないのが、炭水化物の存在です。
ご飯やパン、麺類、いも類などの炭水化物を一緒にとることで、トリプトファンが脳に取り込まれやすくなり、セロトニン合成が促進されるのです。
✅ 炭水化物を一緒にとるメリット
・トリプトファンの吸収がスムーズに
・脳内でのセロトニン合成が高まる
・セロトニン神経の伝達も助けられる朝食で、たんぱく質(トリプトファン)と炭水化物をバランスよく組み合わせることが、眠れる体への第一歩です🌱
🌞 セロトニンをつくるには「朝の光」が必要
目から入る光がセロトニンの合成します。
また朝は光の刺激によって体内時計がリセットされて、心身がスッキリ目覚めます。
カーテンを開けて光を浴びることがぐっすり眠るためには効果的です。
曇りの日でもOK。
日光を“感じる”ことが、心と体にリズムを取り戻してくれます。
🌙 メラトニンが分泌されるタイミングは?
メラトニンは、起床してから約14時間後、
そして暗くなった環境で分泌され始めます。
🕖 たとえば朝7時に起きた人なら、夜21時ごろから自然と眠気が来るはず。
💡 だから夜は、スマホの光や強い照明を控えめにするのがポイントです。
🍽️ トリプトファンを多く含む食材

以下の食材は、セロトニンづくりに欠かせない栄養素を含んでいます。
トリプトファン:
卵、大豆製品(納豆・豆腐・みそ)、乳製品(ヨーグルト・牛乳・チーズ)、
鮭、マグロ、イワシ鶏胸肉、赤身肉、ご飯、バナナ、キウイ
ビタミンB6:
まぐろ、鶏むね肉、卵、、バナナ
炭水化物:
白ごはん、全粒パン、玄米、じゃがいも、さつまいも、オートミールなど
忙しくて自宅でご飯が食べれなくても、コンビニでおにぎりやヨーグルト、ゆで卵、サラダチキンなどでトリプトファンがお手軽に摂取できます。
トリプトファンの摂取量の目安
、
トリプトファンの必要量は 4.0mg × 体重(kg)/日 と言われています。
💡 体重50kgの方なら、約200mg/日が目安になります。
⚠️ 摂りすぎても効果が高まるわけではないので、毎日の積み重ねが大切です。
トリプトファン含有量
ゆで卵1個(可食部53g)で100.7mg
味噌汁(具なし1杯)21.2mg
ご飯(1膳160g)56mg
納豆(1パック 50g)125mg
プロセスチーズ(1枚18g)54mg
バナナ(1本可食部90g)9mg
※数値はカロリーSlismさんのサイトで調べました。
とっても分かりやすくておすすめです。
「カロリーSlism」(https://calorie.slism.jp/)
まとめ|ぐっすり眠るための朝の習慣
✅ 朝起きたら、カーテンを開けて光を浴びる
✅ 朝ごはんで、トリプトファン+ビタミンB6+炭水化物を摂る
✅ 夜はできるだけ暗い環境を意識する
🌿 眠りの準備は、やさしい朝から始まっています

こころ
今日も1日お疲れ様です。
どんなに工夫しても、
体調や気持ちの変化で眠れないことはあります。
私は特に生理前が寝不足になりやすいです。
寝不足でも今日1日を乗り越えた自分を
まずはいたわってあげましょう。
ぐっすり眠れるヒントをこれからもお届けしようと思うので、
その中から、ご自身にあった睡眠ケアをしてもらえると
嬉しいです。