月に1〜2回、直売所で新鮮な野菜を買うのが、私のささやかな楽しみです。
いつも地元の方が大切に育てた野菜やお花が、お手頃価格で販売されています。

その中でもひときわ目を引く明るく咲くキンセンカの花々に目は釘付けに。
しかも、こんなに大きな花束なのにひと束240円🥰
「よし!頑張っている私にごほうび♪」とふたつの花束を購入させてもらいました。

せっかくなのでキンセンカについて、いろいろ調べてみました〜😊

キンセンカの花言葉・神話の物語

太陽みたいに明るいキンセンカ、きっと花言葉も明るいに違いない!
調べてみようと、検索してびっくり‼️

花言葉は「献身」「絶望」「別れの悲しみ」「失望」「寂しさ」です。

この切ない花言葉は、恋にまつわるギリシャ神話が由来になっているそうです。

キンセンカ(カレンディラ)にまつわる神話

古代ギリシャ・ローマの神話によると、
シチリア島に住む少年クリムノンは、太陽の神アポロンに恋をします。
昼間は太陽の光に心が満たされていましたが、夜になるとアポロンが見えなくなり、悲しみに包まれてしまいます。

その様子を見ていた雲の神がいたずらをして、太陽を8日間も隠してしまい…
アポロンに会えなくなったクリムノンは、恋しさのあまり命を落としてしまうのです。

彼の姿を見つけたアポロンは、深い愛と哀しみを込めて
クリムノンを太陽のような花「カレンデュラ(キンセンカ)」に生まれ変わらせました。
それ以来、この花が太陽に向かって咲くのは、アポロンを見上げているからなのだと伝えられています。

キンセンカにまつわる神話、太陽神アポロンと少年のイメージ画像

キンセンカの花がいつも太陽のほうを向いて咲くのは、太陽神アポロンへの恋心を抱いた少年の想いが宿っているから、
そう思うとちょっと切ないですね。

キンセンカの風水効果

悲しい花言葉を持つキンセンカですが、調べていくうちに風水では
とっても良い効果があるお花だと分かりました。

風水では吉祥とされ、繁栄・保護・暖かさを象徴する。
南西の方角に飾ると、調和と人間関係のエネルギーを高める。
土のエレメントを持ち、安定と愛を促進する。

ちょっと難しい内容だけれど、「調和」「愛」「繁栄」という言葉に、なんだか希望を感じました☺️

神話や花言葉に思いを馳せながら眺めているうちに、ふと思いました。
「この葉っぱ…なんだかおいしそう!?」(笑)

以前、塩味のするアイスプラントという野菜を以前食べたのですが、
見た目はアイスプラントの水滴の様な粒がないような感じ。

早速調べてみると、キンセンカは食用としても使われる花なのだそう。
葉っぱや花びらをサラダにしたり、ハーブティーにも使われていました。
色の美しさをそのまま食卓に取り入れることもできるんですね。

すご〜く気になりましたが、食用として売られていた訳じゃないので、今回はあきらめました。
もし食べたことある方がいたら、ぜひ感想を聞かせてください♪

しあわせな時間に感謝

キンセンカを通して、たくさんの小さな気づきをもらいました。

そしてキンセンカを飾ることで、部屋がとっても明るくなり、
香りや色彩に、ほんのり心がほどけていくのを感じました。

しばらく眺めていたら、本当に元気が湧いてきて…
「今日、キンセンカに出会えてよかったな」と幸せ気持ちで満たされました。

特別なことをしなくても、花と向き合うだけで、心の中にそっと「こころスイッチ」が入る。
そんな日常を、これからも大切にしていきたいと思います。

季節のお花を暮らしに取り入れるだけで、気持ちがふっと明るくなる瞬間があります。
忙しい日々でも、自宅に届く小さな花束が、心をそっと整えてくれる。

そんな“ホッとできる時間”をくれる、お花の定期便もおすすめです。



こころ

これからも心が癒されるお花たち
を紹介していきたいと思います。

よかったら、また「こころスイッチ」へ帰ってきてくださいね。